建築業に携わってきた弊社は、これまで保育園・養護の施設また、障害者施設や高齢者施設を数多く設計してまいりました。そのすべての施設は、社会福祉事業を担う施設で、その基盤となるのが食事の提供であります。つまり、社会福祉施設における「食」の役割は大きく、きわめて重要であることに改めて気づかされました。施設の食事の提供業務をさせて頂き、「食育」を通じ、人・家族・社会・地域・心と身体‥挙げればきりがないほど、「食」の与えるコンテンツは膨大でしかも重要であることを確信しました。弊社も避けて通ることはできません。
15年に及ぶ施設給食の提供で、そこそこの資源とノウハウは蓄積されました。更に、新時代の調理法とも言われる真空調理技術も研究し、メニュー開発にこぎつけ提供も行ってきました。
この経験を活かし、社員食堂を整備‥‥
まさに”小さなオフィスにキッチンスペース”というわけです。
企業は人であり、社員はパートナーであります。社員食堂を通じ、一人ひとり大切に関わり合いになれる空間と健康管理やコミュニケーションの場づくりとして、また地域社会への還元に活かしていければとも考えております。